土 星

大昔の話になりますが、60mm屈折と銀塩フィルムで撮影した土星の像が小さくて、 ネガをスライド映写機に入れ、引き伸ばして印画紙に焼き付けた覚えがあります。
カッシーニの空隙なんて、とてもとても。。。
  時代は変わりました。

土星 2020/06/23〜08/06

梅雨明けが7/31 後半はほとんど曇り。
その後はシーイングの多い日が多いです。
まとめて掲載
(2020.08.09.記)






★土星 2018/07/14★

13h21m(UT) ジェット気流は日本の空、広範囲に穏やかなはずでした。
しかし撮影中、輪は変形し続けでした。
DOB GOTO 12 + KasaiBarlow2X + ADC + BORG MetalExtender + ASI290MC
ROI=800*640 serファイル  30sec 3ms 約280fps 約8600frs fl=6000mm
50%stacked by AS!3 WinJUPOS De-rotation of 5 images RegiStax6 GIMP2.10

2018.7.17.記

★土星 2018/07/10★

13h21m(UT) ジェット気流は日本の空、広範囲に穏やかでした。
梅雨明けすぐで水蒸気は多めでした。
DOB GOTO 12 + KasaiBarlow2X + IR-cut + ADC + BORG MetalExtender + ASI290MC
ROI=800*800 serファイル  90sec 5ms 199fps 17983frs fl=6000mm
50%stacked by AS!3 RegiStax6 GIMP2.10

2018.7.10.記

★土星 2018/06/17★

今シーズンも大変高度が低いです。
しかも250hPaが29m/sとシーイングが良くないです。
30秒露出 De-rotation of 10 images

SkyWatcher DOB GOTO 12 + Powermate 5X + ADC + IR-cut filter + ASI290MC-S
2018.6.22.記

★土星 2017/08/24★

今シーズンは大変高度が低いです。
何度か撮影しましたがシーイングが悪すぎます。
何とかそこそこ良い日がありました。
大気分散補正プリズムADCを初めて使いました。

SkyWatcher DOB GOTO 12 + Powermate 5X + ADC + ASI120MC-S
2017.9.19.記

★土星 2016/08/07★

2か月ぶりです。
6月3日よりシーイングは悪かったです。
本体が輪に落とす影、左側が大きくなっているのがわかります。

SE200N NST HC-Or12mm ASI120MC-S
2016.9.5.記

★土星 2016/06/03★

久しぶりの撮影です。
ToUcamProIIをWindows10で動くようにしましたので、3つのデバイスを比較しました。
シーイングは悪かったです。
今回からは、AutoStakkert2!を使いました。

SE200N NST HC-Or12mm
2016.9.5.記

★土星 2009/03/16★

今シーズン2回目の土星です。15日の日曜日の夜で夜更かししてしまいました。
時々像が大きく乱れるという比較的普通のシーイングでした。
輪が少しだけ傾いてきました。ほぼ真横から見る時期にもっと撮影したかったです。
今回は、RegiStax V5 β版を使いました。
上がデフォルト設定での処理です。
V3はデフォルトでスタック後は明るく、V5はV4と同様暗い像となります。
下は、スタック時に「Stretch Histogram」にチェックを入れました。
V3と同様に明るい像が得られます。
惑星によって、また撮像によって、以後の処理のやりやすさが異なるとは思いますが、 私の場合は、どちらかというと明るめに仕上がった方がやりやすいです。
欲を言えば、デフォルトでスタックするよりやや明るめくらいにならないかと考えます。

SE200N NST HC-Or12mm ToUcamProII HunuaaCap 1/25sec. 60秒*2 2871フレームスタック
2009.3.22.記

★土星 動画★

最近、惑星撮影をしていませんので、過去のToUcamProIIキャプチャー動画を 公開しようと思いました。(2008.3.10.撮影分)
普通に公開しようと思ったのですがファイルサイズが大きすぎて YouTubeにアップロードできません。
aviutlを用いて60秒の動画を30秒の動画にして、 ついでにノイズ低減、時間軸フィルター加工して、更に背景の青みを調整しました。
アップロードしやすいようにmpeg4圧縮して30秒で200MBのファイルを9MBにしました。
なんか望遠鏡で見ているような動画になりました。いかがでしょう?


2009.2.16.記

★土星 2008/12/15★

シーイングは良いとはいえませんでしたが、今シーズン初です。
輪の傾きが小さい土星も面白いと思いましたが寂しいですね。

SE200N NST HC-Or12mm ToUcamProII HunuaaCap 1/15sec. 60秒 2501フレームスタック
2009.2.14.記

★土星 2008/03/10★

かなりシーイングの良い日でした。
LV5mmで200倍、ショートバローで400倍でも見ましたが、 実に綺麗な土星を見ることが出来ました。

SE200N NST HC-Or12mm ToUcamProII VRecord 60sec.
15fps 1/25sec. 23:35〜38 2700枚スタック
2008.4.5.記

★土星 衝 2008/02/25★

今シーズンは1月3日より3月末までに6回しか撮影していません。
ジェット気流が休まる暇もなく吹き荒れていました。
衝の日はうまく晴れましたので2年連続撮影できました。

大変輪が明るいです。(ハイリゲンシャイン現象)
SE200N NST HC-Or12mm ToUcamProII VRecord 60sec.
15fps 1/33と1/25 2avi処理したものを2枚重ねました。計算上は5400枚スタックですが
あまりシャープではありませんね。
2008.4.5.記

★土星 2007/04/29★

連日の撮影です。miniBORG45EDIIでももう一度撮影したかったのですが、 結果的にこれが今シーズン最後のショットとなりました。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.8.5.記

★土星 2007/04/28★


まあまあというところでしょうか。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.8.5.記

★土星 2007/04/03★

平日で満月です。
シーイングは良さそうだったのですがディスプレイでは、やや脈動気味。
画像処理するとマアマアの出来になりました。
  再び斜めにしました。50%リサイズするとシャープになります。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.4.8.記

★土星 2007/03/21★

休日ですし早起きして木星を撮影しようと思ったのですが寝坊しました。
それでもって夜の土星を撮影です。
南極を下にして斜めにして周りを広くして拡がりを表現したつもりです。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.4.8.記

★シーズン16回目の土星 2007/03/12★

最近環の皺が気になり斜鏡を調整しました。少しマシになりました。
一旦春の様な陽気になったのですが再び冬型となり寒いです。
気流予報では悪い状態でしたが動画像は結構いい感じでした。


ところが15分後は、かなり悪化しました。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.3.17.記

★ハイリゲンシャイン 2007/02/11、12、16★

昨年の土星の衝は赤道儀の状態を診てもらう為メーカー送りとなっていましたので、
撮影することは出来ませんでしたが、今年こそはと考えていました。
うまく晴れてくれて撮影することが出来ました。この時期は環が特に明るくなります。
じゃみろさんに教示いただいた「すばる望遠鏡画像解析ソフト:マカリ −Makali`i−」を
使って輝度グラフを描いてみました。

2007.4.22.記

★シーズン6回目の土星 2007/01/31★

200mmと45mmの対決です。
200mmはSE200N、45mmはEDII です。

望遠鏡以外は全く同じ機材です。当然合成焦点距離は異なってきます。
SE200N(左)とBORG45EDII(右) HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilterOff VGA
VRecord Registax Photoshop LE
2007.3.17.記

★シーズン3回目の土星 2007/01/14★

気流状態は9日より悪いと思ったのですが結構良かったです。
出きるだけゲインを下げました。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilter 25fps 80秒 VGA 4aviで約5000フレーム
VRecord Registax Photoshop LE
2007.1.19.記

★シーズン2回目の土星 2007/01/09★

気流状態はやや良いと思ったのですが今ひとつの出来です。
スタックし過ぎかも知れません。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilter 15fps VGA 5aviで約8000フレーム
VRecord Registax Photoshop LE
2007.1.19.記

★シーズン初の土星 2006/10/26★

25日の夜は早く寝て26日に早起きしました。
気流状態は良くなかったですが今シーズン初の撮影です。

SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilter 25fps VGA 2avi*3で約7700フレーム
VRecord Registax Photoshop LE
2006.11.5.記

★ブライトとゲイン 2006/03/25★

やや風があり像は時々乱れる空でした。
ToUcam Pro II でフレーム数25fps、スタック数は各々約1600フレームです。
ブライトを上げてゲインを下げると色乗りが少ないです。(左)
ブライトを普通にしてゲインを下げて露出不足状態の方が色乗りが良いです。(中)
いつもの条件、ブライト普通でゲイン最大の場合が色が豊富です。(右)


SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilter無し 25fps VGA
2006.3.25. VRecord Registax Photoshop LE
2006.03.26.記

★IRカットフィルターはずし 2006/03/15★

晴でどんよりとしており、結構、空は落ち着いてました。
ToUcam Pro II でフレーム数を、5〜25まで試しましたところ、
20fpsのものが走査線状ノイズが非常に強かったです。
5fpsは、ミードのLPI(3fps?)と同様、レジスタックス処理で輪染みが出ました。
フレーム数が少ないと輪染みが出る傾向は共通のようです。
下の写真は、15fpsです。 IRカットフィルターが無いと本体縞が良く写るような・・・。
いかがでしょう?


SE200N HC-Or12mm ToUcam Pro II IRcutFilter無し 15fps 5000フレーム VGA
2006.3.15. VRecord Registax Photoshop LE
2006.03.16.記

★接眼鏡比較 2006/03/07★

笠井トレーディングの HC Or12mm と30年ほど前に購入の高橋Or7mmで撮影しました。
カメラアダプターは、12mm:ビクセン製NST、7mm:アストロ光学製です。
若干合成焦点距離は異なりますが後処理で大きさをあわせました。
色合いはバックグラウンドに合せました。
う〜ん、甲乙つけがたいですが、本体の縞では12mmでしょうか。

SE200N 200mm F5 ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.03.07. どちらも3ショットのスタック分を3枚スタック 約5000フレーム
2006.03.12.記

★新接眼鏡にて 2006/03/04★

3月3日に笠井トレーディングの HC Or12mm が届き、翌朝 木星で試験撮影しましたが、
その夜、引き続き快晴で星の瞬きも少なかったので土星を撮影しました。
ディスプレイではそれほどシーイングが良くなかったのですが、
処理後の像を見ると色ずれもなく自然な感じが出ました。

SE200N 200mm F5 HC Or12mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.03.04. 22:15-25 Exp.1/25秒 15fps 640*480 4ショット 5000枚スタック
露出時間10分はちょっと長すぎですね。
2006.03.05.記

★白斑 2006/02/21★

前回より4日経つと、また似たような位置に白斑が写りました。

少し色がおかしいです。
SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.02.21. 23:13-23:18 Exp.1/25秒 25fps 640*480 3ショット 5005枚スタック
2006.02.25.記

★白斑 2006/02/17★

速報です。

トーンカーブ調整したものを右に並べました。
SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.02.17. 22:58-23:03 Exp.1/25秒 20fps 640*480 2ショット 1600+1900枚スタック
2006.02.18.記

★再処理 5000枚 2006/01/18★

昨晩の10,000枚スタックは欲張りすぎだと思い、半分にしてみようと。
風邪で薬を飲み、ふとんに包まりながら目だけはPC画面に、、、
1万数百枚のうちの5005枚をスタックしてみました。
少しコントラストが出てハッキリしたようです。

SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.01.17. 23:24-30 Exp.1/25秒 25fps 640*480 5ショット 5005枚スタック
2006.02.04.記


再処理
01/07の写真は色収差で青がずれている感じがしたので、Bのみをずらしてみました。
2006.02.25.記

1万枚 2006/01/17

かなり空が落ち着いていたようなので、22:40ころから望遠鏡をセッティングしました。
撮影開始したら急にまだらの雲が、、、雲中にて4ショット。
出撃が遅かったかなあと反省。
土星が見えなくなったので望遠鏡の横でスタックです。

ふと空を見ると土星の周りは雲がありません。
スタックを中止して、またまた撮影で5ショット。
最後にゲインを落として2ショット、もう1ショット途中でまた曇り。
23:37撮影終了、と忙しい撮影でした。

晴れ間のものを重ねてみましたが荒かったので2/3の大きさにしました。
シーイングが今ひとつだったのでしょう、1月7日の像には及びませんでした。

SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
2006.01.17. 23:24-30 Exp.1/25秒 25fps 640*480 5ショット 10000枚スタック

意外と良シーイング 2006/01/07

玄関前でM42を撮影終了後、撤収しようと思ったら恒星が瞬かず気流が落ち着いているようです。
惑星撮影の準備です。温度順応は十分すぎるほどです。23時半すぎから撮影開始。
日中の強風から23時台は気流が急に落ち着いたようで前回より良い結果でした。

SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
Exp.1/25秒 25fps 15fps 640*480 6ショット 約9000枚スタック
無理やりスタックでの処理です。

やや小さくして、ファーストショット・セカンドショットと並べてみました。
空の状態で随分と変わるものです。

2006.01.08.記

デジタル・ファーストショット 2005/12/24

22日は、3時頃快晴だったのですが朝起きると雪が降っており積雪です。
23日夜は曇りでしたが、tenki.jpで西方に雲の隙間があったので夜中に期待して寝ました。
25時に起きるとほぼ晴れでした。 土星のファーストショットです。
まず、やや西に傾いているM42を観望、光害の空でも大星雲の全貌がぼやっとわかります。
土星には雲がかかったりしましたが、ほとんど邪魔者はありませんでした。
21日に入手したPL15mmとToUcam Pro Uのみで狙いました。
一見QVGA(320*240)出力がよいように見えましたが拡大すると似たようなものでした。
粒子が目立ちましたので最終処理でやや小さめにしました。

SE200N 200mm F5 PL15mm NSTカメラアダプター ToUcam Pro U IRcutFiterOn
Exp.1/25秒 640*480 2005.12.24.

もう少し輪の詳細が欲しいところです。
2005.12.24.記

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